2017/12/04

レーザー・カットされた紙

1枚390円(!)の15cmおりがみ

 息子が、『インターネットですごい紙がマーケットに出たが、人気爆発でなかなか買えなかったが、やっとなんとか2種類を手に入れたよ!』とて、(千代切り紙)という商品名にて販売された(15cm角の紙)の2種を持って来てくれました。
 具体的に言いますと、レーザー・カッターにより、紙にすごく繊細な模様を切り抜いたもので、それ自体がもう美術品のようです。ふつうレーザー・カットすると、焦げ目が出てしまうらしいが、この紙にはそれが無い!

 15cm角とて、それは正におりがみですが、1枚390円(これは送料も加えての金額です。3枚1セットで、16種類の模様がある。)ともなるこのおりがみは、何を折ったらその素材が生きるだろうか? そんな思いから気持ちはぐるぐると迷想して、具体的な作品選択の判断がいつまでも浮かびませんでした。
 でもこんな見事なおりがみ素材のことは、ぜひ紹介したいと考えて、ここにやっと一例として「葛の葉狐」との組み合わせを思いました。そしてこの場合、肝心の高級おりがみ(商品名は“切り紙”)は、恐る恐る(1折り)しただけです!?

 まあ、「おりづる」が似合うだろうとはすぐに思いましたが、それは既にこの紙の広告写真の中で折られていました。やっぱり「おりづる」は、どんな素材も生かすことの出来るおりがみの永遠の名作なんだなあ!…といまさらながら、痛感する。

「葛の葉狐」
この作品の折り方や、題名についての説明は
「(白のおりがみ)を極める スーパー長方形
 おりがみ 日貿出版社 2009年刊」でご
覧いただけたら、嬉しいです。      


 

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