先に、リクトの傑作「ふね」と「かに」を紹介しましたが、実はその前に「富士山」というかわいい作品をもらっていました。確か5歳になる前のときのことだったと思う。
娘のファミリーが相模原市に居たことは、「不思議なところにおりづるが!」のエッセイで明かしたところですが、そこから引っ越した先は富士宮市です。
家のテラスからは大きな富士山が眺められる! で、リクトは、雨の日には「今日のふじさんは、お風呂に入っている。」雲が中腹にかかっているときは「今日はヒゲを生やしている。」などと擬人化した言い方をして親しみを覚えているらしい様子。
そしてある日、その富士山をおりがみで折った。下の写真がご本人が折ったもの。私にはこの(おにぎりか栗みたいな形)をしたものは、…私ならもうちょっと(すそ野)を長く、などと思うも、まあやはり本人の感覚をそのまま記録しておこう! ともあれこれも「ふね」や「かに」同様、しっかりと立つように出来ている。これも評価出来る点だ。
リクト富士山 |
ところで先に、彼の「ふね」に手を加えて「帆かけ舟」にすることを楽しませてもらったが、数日後、またこれに手を加えたくなってしまい、さらにリアルな「帆かけ舟」にしてしまったところ、その背景に「富士山」が欲しくなり、これまた手を加えることを楽しませてもらった。(手を加えたのは、てっぺんをちょっと折って平らにしただけ。あとは
「富士に従う山々」で、すそ野を長く見えるように演出したに過ぎません。)
「富士に従う山々」で、すそ野を長く見えるように演出したに過ぎません。)