「おりがみ」という言葉は、手芸遊びとしての行為を指すと共に、そのための素材(片面に色を付けられた正方形の紙)のことも指しますね。
しかしこれは、明治9年に、我が国に(幼稚園教育)が持ち込まれたときから発生した用語で、それ以前には白い長方形の和紙(半紙)がその用紙でした。すなわち「おりがみ」の語の意味の二重性は、幼稚園教育導入時からのものだと聞いております。
というより、「おりがみ」の語自体が新しいもので、かつてこの手芸遊びの名称は「折り据え」「帖紙(じょうし)」「畳紙(たとう)」「折形(おりかた)」などであったとも聞いております。
というより、「おりがみ」の語自体が新しいもので、かつてこの手芸遊びの名称は「折り据え」「帖紙(じょうし)」「畳紙(たとう)」「折形(おりかた)」などであったとも聞いております。
さて話はガラリと変わりますが、大好きなファンタジーの「ロード・オブ・ザ・リング」の中に出て来る、魔法使いの(灰色のガンダルフ)は、地獄の魔物との壮絶な戦いにより一度は命を落とします。しかし時間の流れを経巡った後、(白のガンダルフ)となりパワーアップして蘇ります。
この話に感激して、(白)こそ最高!と思って、白いコピー用紙でのおりがみを、最高のおりがみのイメージとしての本を何冊か書きました。そしてそれらは(白のおりがみシリーズ)として、日貿出版社により3冊の本にて出版されました。