2023/02/03

昔のピクトグラム

楽しい漢字

 オリンピックや万国博の折に考えられた(ピクトグラム)の、その原点は漢字ではないだろうかと思う。だって漢字って、アルファベットより圧倒的に数も多く、従ってもっと表情豊かな絵画的な造形のように思えるからです。

 昔どこかの週刊誌で、漢字に対する外国人のイメージ集という企画があって、…今記憶に残っているのが(足)と(四)で、(足)はお滑り台を降りる子供、(四)は独身者のアパートの窓辺に干された靴下! 素晴らしいイメージだと感動したものです。

 さて前項で取り上げた(π)の字につき、作家加治将一氏はもっと面白いものを揚げている。それは(西)の字で、…なんと! これは西方にある楽園を”長方形”でピクトグラミングした(エデンの園)から、追放されたアダムの姿だと言うのです! 実際そう見えます!

 さて話はガラッと変わります。2+2と、2×2は、共に(4)で、足し算と掛け算の答えが同じという不思議さを教わったことがありますが、先日NHKTVで、「ABC予想」とか言う奇妙奇天烈な数学の話の紹介があって見ましたが、その冒頭の話では、『足し算は掛け算よりずっと難しいものだ。』で始まりました!? 『小学校の算数の授業での教え方の順番が違う。』という阿部恒さんの話を前にしましたが、改めて思い出しました。とにもかくにも、人間の思考ってなんとも面白いものですね!






 





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