2017/05/03

「水引」から「織り紙」

 鶴やお三方など、遊戯的なおりがみに先行して、「儀礼おりがみ」という世界があります。「熨斗(のし)、包み形」です。そしてこれと切り離せないのが「水引」です。

 そしてその水引には実に華麗な造形が考案されていますね。あるとき、私はある体験から(紙テープ)をこの水引工芸の技法のように、(結ぶ)、(編む)、(組む)などで造形する世界を知らされて、ほぼ3ヶ月熱中し、いろいろと楽しい造形を手にしました。
 その中から、空想世界のイメージのものをご紹介してみましょう。

 ところで前に「おりがみと長方形用紙」の話をしました。改めてその優先順位のことを言いますなら、…
1、(1:2の長方形=正方形の半分)
2、(1:3の長方形=正方形の3分の1)
3、シルバー矩形(√2:1の長方形)
 このように言いました。さてそこで、この長方形用紙を、どんどんと引き延ばして行きますと、それは(テープ)となります。そしてそこには、新しい造形世界がありました!

 このことを知って、私はそんな世界に「織り紙」とのネーミングを与えました。ここでは、そのほんの一部を紹介しますが、先に行って、この世界を大いに紹介してみたいと思っています。

織り紙の人魚とかめ

エッシャーさんのとかげ?

織り紙で、宇宙からの訪問者とペガサス
織り紙で、5種の正多面体

この「正多面体」の話は、いずれじっくりさせてもらいましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿