2021/07/11

魚のキューブの話

(鷹の羽模様)の「ユニット・キューブ」から

 写真のようなパターンの「ユニット・キューブ(6枚組み)」を見付け、これに(鷹の羽)のイメージを得た。しかしどうもそれだけではインパクトが弱いと思い、このパターンに(濃い色の面での増・減)を加えてみようとのアイデアを得た。



 その結果が(金魚)であり(インディオの魚)との二種の「魚」のイメージだ。その二つの実際が次の写真だが、「金魚のキューブ」では自然に12匹が現れるが、「インディオの魚のキューブ」 では、当初どうしても6匹しか表せなかった。

 ともあれ、(鷹の羽)からのデザイン面での増減が(金魚)と(インディオの魚)とのイメージ変化を生んだところを見て欲しい。



 話を戻し、思い付いたことに拘って6匹では諦めず、大いに粘って金魚と同じ12匹のパターンを得た。が、この間には実に2年の時間が流れていた! 単純なくふうを好む私としては珍しいことだ。でもまあそれだけに愛着のある作品だ。ところで皆さん、(インディオの魚)って、ちょっと変なタイトルでしょう。(伝承の作例から「大口魚のキューブ」とも呼んでいますが。)



 私は、インカやマヤの絵文字のデザインに魅了され、この魚のパターンが、そんな絵文字の中のそれに似て見えたからの題名です。皆さんは、もっと深い意味を想像されたかも知れませんが、単純な理由なんですよ。 

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